2007年06月19日
ユージュアル・サスペクツ
「ありきたりな疑い」。
ブライアン・シンガー監督。
面白いという話を聞いて、借りて観た。
1995年公開で、アカデミー賞取ったらしい。
謎の犯罪者カイザー・ソゼの陰謀に巻き込まれていく男達、
実はカイザー・ソゼは。。。といった話。
ストーリーは作り込まれてて飽きなく、
スタイリッシュで面白い。
途中からラストは読めたけど、
それでもラストのソゼが町に消えていくシーンはとても格好良かった。
正体を謎にして演技を続ける、幻の大犯罪者カイザー・ソゼのありようは、
なんだか浦沢直樹の「MONSTER」のヨハンを彷彿とした。
うーん、「MONSTER」がもっかい読みたくなってしまった。
2007年01月31日
ワークショップやってみました。
あれよという間に時間は過ぎて
気が付けば第一回透現演舞ワークショップが終わってました。
参加してくださった皆さんありがとうございました。
今日明日中にWebにも写真やらなんやら載るのではないでしょうか。
2月10日・11日には二回目も控えているので
とりあえず今は次回に向けてフィードバックしています。
反省の後ちょい軌道修正、といったところでしょうか。
ワークショップオーディションと銘打ってやっているので
両方の要素がからんでくるのはまぁ当たり前なのですが、
オーディション色を強めるとあんまりやってる方は面白くないかな、と
いうのが一番おっきな反省点ですかね。
時間の使い方をもう少し整理しよう。
ワークショップと言うからには「学び」がないとなぁ、なんて思いながら
観てる僕としては普通に楽しんでました。
初めて会う役者さんの初めて見る演技はとても刺激的です。
それがうちの役者とからんで新しい味を醸し出し始めるとなんかもうゾクゾクします。
知らない食材を使って料理するような感覚、というかそんな感じ。
トマトソースにズッキーニとガランガー入れて煮込んでみました!的なね。
ガランガー。なんてエキゾチックなんだ。
次回も楽しくなるとよいなー。
2006年11月20日
ダークサイドエクスプレス
日曜日は雨降る中観劇。
久々の都営大江戸線、地下深く潜って、
もぐら電車で一路、赤羽橋は麻布ディプラッツへ。
初麻布ディプラッツ。
劇場探訪の旅は続く。
駅出たら目の前東京タワー。
でかい。
結構なスケール感にちょっと感動してしまって、
携帯で写真に納めようとするもちっともスケール感が伝わらない。
口惜しや。どうにか限界突破してくれんものか、タルビィさんや。
お芝居は、やりたいことやりきってる感が伝わってきて楽しめました。
ものすごい乱暴な言い方をすると、仮面ライダー的ヒロイズムというか、
うん、カッコつけたいんだな、という感じ。
普通に聞けばくっさい台詞も
舞台のテンションとやりきりっぷりの空気にあればバシっと決まるもので、
悪役の親玉さんが特に、持ち前の渋い声も相まって格好良かった。
観劇後に昔の芝居仲間と出くわして、
駅のホームで缶コーヒー片手にひとしきり談笑。
前回公演見に来てくれてて、感想やら、批評やらをもらう。
お互いの芝居について忌憚のない意見を交わせるのはありがたいことです。
話に熱中するあまり、
気がついたらもぐらホームに2時間も座りこんでいました。
この頃、自分の今までの作品を見返していて、
なんか暗いなあ…と思う。
自然哲学者の茂木健一郎さんがご自身のブログに書いていた、
『ダークサイドは創造のエネルギーのために必要だけど
ダークなまんまはダメ、ポジティブなものに転化してこその暗黒』
読みながらこないだ観た「ゆれる」が頭をよぎる。
あれも相当暗かった。観終わった後とっても悲しくなってしまった。
次回公演の方向性を探り直す。
ものすごくポジティブな話を書きたいのに、
こんこんと薄暗いイメージばかり沸いてくるのはどういうわけだろう。
転化しきれてないのか。
薄暗〜くてポジティブな方向を探すことにして、
ひとしきりお風呂に浸かり妄想に浸かる。
とっかかりの10分だけ出来た。
激しくファニーで素敵。
みょーちくりんな話になりそうです。
2006年11月17日
劇場所感、2006年初冬。
先週の金曜日は高円寺は明石スタジオへ観劇に。
なじみの村山さんが客演してる芝居を観に、劇団員一同高円寺駅に集結。
全員揃って芝居を見にいくというのは初めてな気がする。
新鮮。
銀行から英世サンを何人か引き出した俺を待つ面々、
駅前の商店街の入り口の角んとこで、
各々立ってたり腰を下ろしてたりしながらこっちに顔を向けている姿が
妙に絵になってたりして軽く高揚する。
新鮮。
これはたぶん、飾らないからかっこよく見えるんだろうな。
街に馴染んでいて背伸びしていないから魅力的なんだろう。
六本木とか銀座とかではこうはいかんのだろうな。
うちのメンツを写真に撮るなら、池袋・中野・高円寺あたりでやろう。
どことなくサブカル色の強い街に馴染む気がする。
明石スタジオはよく話には聞くけど一度も行ったこと無かった。
タッパがあるとか、Webの写真なんかを観ていると広そうなイメージを持ってたけど
入ってみるとそうでもない。
舞台の立て込み方にもよるんだろうけど(こないだの舞台は相当前のほうまで張り出していたらしい。奥行きは結構あるとか)それにしても狭くて古い印象を受けた。高さは結構あるけど間口あんまり無いし、座席背もたれ無いし。想像してたのとだいぶん違う。
2階バルコニーつきの明るくて人気の劇場、なんて妄想が過ぎたのか。
2005年12月08日
贋作・罪と罰
観てきました、
NODA・MAP第十一回公演「贋作・罪と罰」。
12/7夜の回。
6日が初日で、二日目の公演。
やっぱり二日目は少しテンション落ちてるんだろうかと軽く心配してみるも、
始まってみるとそんなことは全く気にならず。
一緒に見に行ったあんずが13時半から当日券待ちに並んでくれたおかげで
(16時半まで誰も来ず一人ぽつーんと待っていたらしい)
当日キャンセルのめちゃめちゃいい席をゲット!
5メートルくらい先に松たか子が、古田新太が、野田秀樹が立ってる!
間近です。シアターコクーンで初めていい席座りました。
やっぱ舞台は距離近い方がいいです。ライブ感が全然違います。
ものすごく面白かったです。
舞台を観ていて涙が出ました。初めてです。
詳しい感想はまだ書きません。
夕べからずっと、目に焼き付いたイメージが頭の中をぐるぐる回ってます。
今日これから観る友達と話をして、
その後もう少し自分の頭の中を整理して、
それから文章にしてみようと思います。
とにかく、
ものすごく面白かったです。
2005年06月11日
CASSHERN
映画版キャシャーン。
キャシャーンと言えば新造人間、タツノコプロ。
子供の頃、夏休みの午前中あたりに放送されてたアニメをたまたま一回観て、
「サイボーグヒーローが『華奢ーん』やてアハハハハ!!」
「きゃしゃ〜ん」「おりゃあ、ポキッ、あっ骨折れた」
なんて弟とふざけてた思い出が懐かしい。
映画。
どこにもふざけるスキが無い。
なんか、シリアス&メロディアス一辺倒だ。
もったいぶっているというか、重々しいというか、
壮大なオーケストラをとことん壮大ですよーって演奏しまっくているような印象を受けた。
映像は綺麗だし、各シーンや終わり方は嫌いじゃないけど、
もう少し力を抜くとこは抜いた方が、そしてもう少しだけ観客に優しくても良かったのでは。
いまいち感動しきれずに終わってしまった。
劇場版のエヴァンゲリオンをちょっと思い出したよ。
しかし唐沢さんはカッコ良いなぁ。
2005年05月30日
リターン・オブ・ジェダイ
こっ、皇帝が、ダース・シディアスが、ベイダーに抱っこされて要塞の吹き抜けに落っことされて死んだよ!!
ラスボスなのに戦闘シーン短いよ!
クライマックスなのにギャグにしか見えないよ!
2005年05月26日
MEMENTO
昔の名作改めとにかく映画が観たい月間。
「MEMENTO」
男がポラロイドを手に持っている。写っているのはうつぶせに倒れた男。
男がポラロイドを乾かそうとパタパタ振ると、ポラの写真が徐々に薄くなっていく。
やがて真っ白になったかと思うと、男の手がポラロイドカメラに伸び、写真がカメラの中に吸い込まれていく。
男の手に拳銃が飛び込み、
銃弾が浮き上がって拳銃に収まり、
撃たれた男が起き上がって叫ぶ、
「待て!!」
終わりの風景からの逆回しで始まる。
クールだ。
主人公、レナードは妻を殺されたショックで記憶障害になってしまった男。
10分間しか記憶が保てず、昔のことは覚えているのに、ついさっきのことを忘れてしまう。
レナードは体中に刺青でメモを取り、「記憶」ではなく「記録」を頼りに行動する。
目的は妻を殺した犯人への復讐。
周りにはやたら協力したがる調子のいい男や、情報提供してくれる女。
だがレナードにはなぜ彼らが協力してくれるのか分からない。
ストーリーの進み方も独特。
映画の時間のスタートから進んでいく方がモノクロ、
終わりから遡っていく方がカラーの映像。
それぞれが数分ごとに交互に入れ替わっていき、
カラーの方は終わり(=イントロ)に至るまでのレナードの時間が10分ごとにどんどん逆行していくから、
観ている側も最初の方がだんだんわからなくなってくる。
翻弄されているうちに物語は核心に迫り、
モノクロ映像の最後のピースがじわりとカラーに変わる瞬間はドキドキもんですよ。
ちなみに「MEMENTO」は形見とか、想いって意味らしい。
ずばりなタイトル。シンプルイズベスト。
2005年05月25日
スターウォーズ三部作
今まで、
”スターウォーズ=16歳の時に見たエピソード1=なんかつまんない”
だったんだけど、
エピソード3が盛り上がってるってんで興味が湧いて見てみました、
エピソード4、5、6の旧三部作。
(厳密には4と5だけ。6は借りたけどまだ途中までしか観てない)
ストーリーは単純でチープなんだけども、とにかくスケールがでかい。
あれだけ大きな世界観を1970年代に映像化したのはルーカスすげえな。
世界を楽しむ映画として観てたら面白いわ。
2005年05月23日
フットルース
昔の名作をもう一度観てみたい月間。まずはこれ。
直訳:足を解き放て。
ずばりなタイトル。
アメリカのとある田舎町ではダンス&ポップス禁止条例がまかり通っていて、
父親に捨てられ、親戚を頼って母と共に越してきた青年:レンはそのことを聞いて驚愕。
どういう基準なのかはわからないが、
ダンスは全面禁止、音楽はクラシックならOK、ロック、ポップは駄目。
車の中でロックを流してただけでお巡りにキップを切られる始末。
じゃあブルースやジャズならどうなんだろう。残念ながらそこは一切触れられない。
そんな町で、高校生のダンスパーティを開く為に皆を説得するレン。
閉鎖的な田舎町で、頭の固い大人に立ち向かう姿が青くて眩しい。
この映画をパロディにした「仏取臼」、
お馬鹿さんな新人女子アナを結婚式場でドッキリって内容の正月番組だったと思うけど、
タキシードで踊り出す役者さんのVステップが異常にカッコ良かったのが印象に残りっぱなし。
こないだ知り合いの芝居を観てても思った。
集団のダンスは、たとえ舞台装置がゴテゴテ無くても、明かりがピカピカしてなくても、それだけでカッチョイイ。魅了される。
ダンス踊れるようになりたい。
今?
俺の踊りを見た人は皆、えせダンサーって指さすよ。
2005年03月31日
終わった。
本番3日終わって、事後処理あらかた片付けて、やっと一段落着いた。
観に来てくれた人、ありがとうございました。
今回の芝居、いろんな人から賛否両論いろんな感想を頂いて
反省点改善点も山ほど出てきたけど、
どうにかこうにか「透現演舞」の旗も挙がって、
旗挿した地盤はまだ固まらんけどやる気だけは満ち溢れとるですよ。
やりたいことがはっきりしたし。
次は芝居にあった小屋も選べるし。
こっからですよ。もっと面白い芝居が出来る。作ろう。
2004年12月31日
壬生義士伝
新撰組隊士、吉村貫一郎を主人公にした映画
「壬生義士伝」
原作、浅田次郎。
主演、中井貴一。
以前3〜4日連続でやってた奴とは違うんだね。
見終わってから気づいた。
そうか、あれは渡辺謙さんが主人公だった。
原作は同じらしい。
三谷幸喜の「新撰組!」で山南敬輔役だった境雅人さんが沖田役。
他の新撰組隊士もおっさんがいっぱい。
三谷幸喜の印象が強いだけに違和感たっぷり。
「あの話は実年齢に基づいたキャスティング」の意味がよくわかった。
映画は、面白かったけどいまいちしっくりこなかった。
史実をよく知らないせいもあるんだろう。
天皇と幕府と薩長、新撰組の敵対関係がいまいちわかってない。
とりあえず、「新撰組!」最初から観よっと。
2004年12月09日
走れメルス
観たよ、生で。
野田秀樹の芝居。
「走れメルス」
@渋谷シアターコクーン。
初めて生で観た。
衝撃。
圧倒された。
怒涛の勢いで吐き出される言葉遊びの洪水に頭かき回された。
すげぇ、面白い。
久しぶりに衝撃的な舞台を観た。
あぁ~本書きしてぇ。仕事したくねぇ。仕事中に本書きしてぇ。
今夜もオロナミンCだ!
頑張れ俺!Devil of Sleepなんかに負けんな俺!
2004年09月08日
6番シード「ラスト・シャッフル」
ずっとバタバタしてて家を片付ける暇もなかったのが
最近ようやっと落ち着いてきて、色んなことに腰をすえて取り掛かれるようになってきた。
仕事もうまく整理がつけられそうだし、あとは新しいバイトを探して調整するだけで……
それが実は一番面倒なのでは?
あぁそうだねハニー、でもそこはツッコんじゃいけないところさ。
え?じゃあ他のところにツッコんじゃうぞって?おいおいよしてくれよみんなが見てるだろ、
恥ずかしいじゃないかハニー、え?そうじゃなくて更新が遅いこと?
なんだそんなことか、ノープロブレムさ、
言ったろう?腰を据えられるようになったって。
これからはこの私の外部記憶も電子の速さでメモライズされていくに決まってるさHAHAHAHAHA、
おっといまのは言い過ぎだ、ここはすこし余裕を持って羊が紙一枚食い終わるくらいの速さにしておくか。
んまぁマイブレインもハッピーな近頃
透現演舞は劇団員募集のチラシを各方面へ配りに配っているんだけども、
公演の近い他劇団さんのパンフレットにチラシを挟ませてもらうと
その公演の招待券を頂くことがあるわけで。
先週6番シードさんのところにもチラシを挟ませてもらって、
頂いた招待券で観てきたのが「ラスト・シャッフル」。
感動して泣いちゃった。カーテンコール終わって暗転の後1分くらい拍手しっぱなし。
心のこもったドラマは好き嫌いこそあれ良いものだ。
仕事でポカやっちゃってから人生転落しっぱなしの遊び人男と
そんな男の何がいいのか結婚の約束をしている女が、
空き巣目的で忍び込んだ家の主である老人と
なりゆきのままに家族を演じるハメになって、
最初はフリだったはずが次第に本当の家族のようになっていく。
ところがそこに老人の姉(妹だったか?)やら実の息子が帰ってきてさぁどうしようって話。
主人公の男が最初出てきたときはなんかペテン師っぽいっつーか
浮ついた演技してるなぁと思ってちょっとがっかりしたんだけど、
話が進むにつれて演技が自然になって
舞台上の部屋にその人が座って競馬新聞読んでたりするのがしっくり見えてきた。
他の役者も同じで、最初出てきたときはどことなく浮いてるんだけど、
だんだんとその場にしっくりしてきていつのまにか心奪われてる。
いい舞台だった。
エンディングも引きずりすぎず、いいところで終わってて好みでした。
「ろじっくぱらだいす」っていう有名なテキストサイトで6番シードのことを知って
練馬で稽古してるんだ近いじゃーんって思いながら今まで観る機会なかったんだけど
今回縁があって観に行けてよかった。
いい芝居作る劇団さんでした。
次回公演は12月。池袋芸術劇場にて。
年末は野田の芝居もあるし、また楽しみが一つ増えた。