2008年01月15日

お時間さまはお酒好きゆえ

時間は限りなく限りあるもので、

慎重に慎重に、
「ささお時間さま、ここらでひとつご休憩を」
などご機嫌を取ってみれば多少は留まってくれるものの、
たいていはものすごく足の速いお方であることよ。

お時間さまは
一人一人の頭の上にいらっしゃって、
なだめすかしのうまい奴ほど
生活にメリハリが効いている。

お時間さまは
お酒が大好きなので、
「えんどるふいん」や「あどれなりん」とかいったお酒をお供えすると
しばらく時の流れをゆるやかにしてくれたりする。

しかしお時間さまも
しこたま酔っぱらってしまうので
しばらくゆるやかに流れた分、
あとの時間の速度はすさまじく速くなる。

ここ数週間の自分の行動を思うにつけ、
僕のお時間さまは近頃
すこしおさぼりしていらっしゃるご様子である。

どうにも
時の流れが1.5倍速ほどに感じられてしかたない。

体を動かすより
時間が進むのが早いのである。

すなわち
体が追いつかないところに
やることの量を増やしすぎて
至極反省している今日この頃である。

どこに遊びに行っておられるのやら。

そんな倍速の日々に、ふと気がついたのだが

周りを見てちらほらと、
過剰な衝動を秘めているというか、
心に猛り狂う竜を飼っている人がいる。
彼らの表現は、
そのあふれ出すエネルギーが人を圧倒させるが
こと文章を書くと
やたらと慎重で、重力がある。
まるで、猛る竜を沈める呪文であるかのように
一文字一文字をしっかりと刻みつけているようだ。
そうでもしないと
あふれかえって破綻してしまうのだろうか。

文章の書き方が似ていて、
彼らに共通するものはなんだろうかと思ってみると、
多分そういうことなんじゃないだろうか。

性格の似てる人は
文章も似ている。
転じて、その人の書く言葉を読めば
なんとなくのその人の気性がわかる。

僕の心に竜はいないようだが、
ひょうひょうと飛び回る、身軽な虎でありたいものである。
いのしし年には無理な願いか。
ああ猪突猛進の心意気。

Posted by tatsu at 2008年01月15日 11:53
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