2004年09月10日

東京R不動産

子供の頃から「改造」とか「分解」とかいう言葉が好きで
おもちゃを壊したり、積み木をいかに独創的に組み立てるかに命かけてたりして
親父が電気工事士だったこともあって11歳でハンダごてと電子部品に興味を持って
中学生になる頃にはロボットとパソコンにのめりこんでいた少年時代。
とはいってもその頃手元にあったのは
小さな工作用ロボットキットネズミモデル(当時流行ってたファジーコントロール式。走る止まる曲がるの組み合わせをプログラムできた)と親父の友人のオジサンにもらった、当時としても骨董品の、5インチフロッピーでMS-DOSを起動させる古い、本当に古いPC9801だった。

高校に入学して自分のパソコンを買ってもらえると決まった時に
既製品がキライなのと予算が無いのとで、
本を買ってパソコンの自作を覚え、
「改造」は頭の中でいつのまにか「カスタマイズ」と言葉を変えた。

同じ頃に演劇部に入部して先輩の芝居に心打たれ、
いつしか機械への執着よりも演劇への執着が勝るようになったけれど
カスタマイズの心だけは当時のまま残っていて
それはそのまま「他人と同じことしてて何が面白いんだ」という反抗心に繋がっている。


面白いもの見つけた。

東京R不動産

ボロい倉庫やら改装前のビルやら、変な物件をこれでもかと紹介している不動産屋。
面白いのはただ貸すだけじゃなく、「あなた好みにいじり倒しちゃってください!」と謳っているところ。
物件によって程度の差はあるが、
部屋の壁をぶち抜こうが外壁を丸ごと変えようが一向にかまわないとのこと。
物件ごとに小粋な紹介コラムが載せてあったりとサイト作りもセンスを感じるが、
それにしてもカスタマイズし放題!!なんていい響きなんだ。
コラムページの画像を見ると一目瞭然。まさに劇的ビフォーアフター。

稽古場にちょうどいいトコないかな~と思ってさ迷ってたら発見。
いつか倉庫を借りて劇団のアトリエにしたい……!!

Posted by tatsu at 11:46

2004年09月08日

6番シード「ラスト・シャッフル」

ずっとバタバタしてて家を片付ける暇もなかったのが
最近ようやっと落ち着いてきて、色んなことに腰をすえて取り掛かれるようになってきた。
仕事もうまく整理がつけられそうだし、あとは新しいバイトを探して調整するだけで……
それが実は一番面倒なのでは?
あぁそうだねハニー、でもそこはツッコんじゃいけないところさ。
え?じゃあ他のところにツッコんじゃうぞって?おいおいよしてくれよみんなが見てるだろ、
恥ずかしいじゃないかハニー、え?そうじゃなくて更新が遅いこと?
なんだそんなことか、ノープロブレムさ、
言ったろう?腰を据えられるようになったって。
これからはこの私の外部記憶も電子の速さでメモライズされていくに決まってるさHAHAHAHAHA、
おっといまのは言い過ぎだ、ここはすこし余裕を持って羊が紙一枚食い終わるくらいの速さにしておくか。

んまぁマイブレインもハッピーな近頃
透現演舞は劇団員募集のチラシを各方面へ配りに配っているんだけども、
公演の近い他劇団さんのパンフレットにチラシを挟ませてもらうと
その公演の招待券を頂くことがあるわけで。
先週6番シードさんのところにもチラシを挟ませてもらって、
頂いた招待券で観てきたのが「ラスト・シャッフル」。

感動して泣いちゃった。カーテンコール終わって暗転の後1分くらい拍手しっぱなし。
心のこもったドラマは好き嫌いこそあれ良いものだ。

仕事でポカやっちゃってから人生転落しっぱなしの遊び人男と
そんな男の何がいいのか結婚の約束をしている女が、
空き巣目的で忍び込んだ家の主である老人と
なりゆきのままに家族を演じるハメになって、
最初はフリだったはずが次第に本当の家族のようになっていく。
ところがそこに老人の姉(妹だったか?)やら実の息子が帰ってきてさぁどうしようって話。

主人公の男が最初出てきたときはなんかペテン師っぽいっつーか
浮ついた演技してるなぁと思ってちょっとがっかりしたんだけど、
話が進むにつれて演技が自然になって
舞台上の部屋にその人が座って競馬新聞読んでたりするのがしっくり見えてきた。
他の役者も同じで、最初出てきたときはどことなく浮いてるんだけど、
だんだんとその場にしっくりしてきていつのまにか心奪われてる。
いい舞台だった。
エンディングも引きずりすぎず、いいところで終わってて好みでした。

「ろじっくぱらだいす」っていう有名なテキストサイトで6番シードのことを知って
練馬で稽古してるんだ近いじゃーんって思いながら今まで観る機会なかったんだけど
今回縁があって観に行けてよかった。
いい芝居作る劇団さんでした。
次回公演は12月。池袋芸術劇場にて。
年末は野田の芝居もあるし、また楽しみが一つ増えた。

Posted by tatsu at 11:46